ホテルのフロントで地図を見せて、「このあたりに行きたいのだけれど、どうやって行くのですか?」 と聞くと、「タクシーで」。 「タクシーがあるの?トゥクトゥクのこと?」 「あ、トゥクトゥクがいいです..タクシーはエアコンがないのでよくないです」 「料金はいくらくらい?」「100バーツ..??よくわからない」 あまり安い値段を言って、ドライバーによけいなことを教えたと文句を言われても困るので、ごまかしているのかも。 とりあえず100バーツ以上は払わなくてよいという確信を得て、いざ出発。 歩きながらトゥクトゥクをさがすが、全く見あたらない。屋根に提灯を載せたような「タクシー」も来ない。 何台か赤いジープニーのようなものが通り過ぎるので、これに乗っていくことにする。 手を上げて止め、運転席の助手席にいた人に地図を見せて、行ってくれるようなので乗り込む。 あとで思うと、「エアコンのないタクシー」とはこれのことだったようです。
ソンテオ(Songthaew)
その車には女の子が二人乗っていました。
フロントの女性がタイ語で書いてくれたお寺の名前を見せると、運転手さんに行き先を言ってくれました。
後から乗ってきた女性が20バーツ札を手にしていたので、20バーツを用意。
その女性が最初に降り、それから最初の二人が降りたあと、私の行き先のお寺に向かう。
途中、市場を通ったりして、回り道もまた楽しいものです。
道路工事中の場所に行き当たってしまい、運転手はここで降りたほうがいいと言っているようだ。
工事中の道の向こうを指差して、身振り手振り..
わかった、ここから見えるあの大きな木のあるところがそのお寺だと言ってるんですね!
20バーツ渡しました。ほんとうは10バーツでよかったのかも知れないけれど..
フィリピンのジープニーはその名の通りジープがベースですが、こちらはもとは軽トラック。荷台の上に屋根と2列の座席をつけたものです。
ソンテオとはソン=タイ語の「2」、テオ=「列」、つまり「二列」という意味だそうです。
客席の天井のほうが高くなるので、運転席の上にも屋根をかぶせてあります。下は市場近くのソンテオ・ステーション。
トゥクトゥク(TukTuk)
ソンテオがジープニーなら、こちらはトライシクルといったところ。
サイドカーではなく、運転手の後ろに座るので、安定もよく、エアコンはなくても、走り出すと風が涼しくて、とても快適。
短距離なら乗り心地はソンテオよりこちらのほうがいいです。
(下の写真はソンテオが街中に入って交通量が増えたところ。後ろを走っていたトゥクトゥクには「TAXI」と書いてありました。)
このドライバーは最初男性かと思っていましが、女性だったようです。
このトゥクトゥクに限らず、ドライバーが「50バーツ」と言ってこちらが「30バーツ」と言うと40バーツに落ち付き、「60」「40」だと50に落ち着くようなので、一度「50」といわれたとき「20」と言ってみたら
ドライバーが笑って「トゥクトゥクは30,40,50..だよ。20というのはないよ」と言って、30になりました。でも、私が30と言っていたら
40になっていたと思う..
夜、食事に行くときに乗ったトゥクトゥクは、ブレーキを踏むたび客席の前にライトがつきます。これって後続車用?乗客用?
チェンマイの東の方には鉄道の駅がありますが、そこまでは足を伸ばせませんでした。