この顔はかなりデフォルメされていますが、猫ですね。
座布団の上に4本足で仁王立ち(?)になっているというのは、ねことしては不自然な気がしませんか?
ふつう、目を細めて香箱を組んでいるか、丸くなっているとか、
起きたところならあくびをしているか、う〜んと伸びをしているか、
毛繕いでもしているはずなのに..
威嚇しているところなのでしょうか。
台座のプレート。
これを読む限り「ねこのようにのんびり、ゆったり行こうよ」という
メッセージがこめられているようですが..???
有名な彫刻家、M.N.さんの作品ですが、同じ作者による「玉ちゃん」像が新宿にあるそうです。
こちらは写真で見ただけですが、後ろ足で立っていると言うか、何かに腰かけているようなポーズ。
私の印象では、この作者は、生身の猫にはあまり関心がなくて、観念的な、
イメージの「猫」をあらわそうとしているような気がします。
(2001年11月16日撮影)
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